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店主、なぜピザ屋に〜中学校編〜

いよいよ背も伸び、おませさんなワタクシは服選びも自分でするようになります。

ヴィジュアル系的に言うと、マリア(母)が聖服(服)を召喚して(買って)、それを纏う(着る)という螺旋の階段(サイクル)からランデブー(逃げ出した)ということです。

ヴィジュアル系といえばこの頃、小学6年から中1にかけて兄が聞いていた影響で「LUNA SEA」にどハマりしました。

多感な世代に突入した我ら友達集団はバンドをしようという事になり、「LUNA SEAコピーバンド派」と「BOOWYコピーバンド派」に分かれ誰に披露するでもなく練習を始めたのであります。

ワタクシは「LUNA SEAコピーバンド派」のベースという役を仰せつかりました。(ただベースやりたい奴がいなかっただけ)

「そもそもベースってなんや?」

そこからスタートです。

テレビから流れる曲を聞いても「どの音がベース??」という次元です。

ましてや今まで嘉門達夫をヘビロテしていたようなお笑いチルドレンでしたから、替え歌メドレーにベースは特に重要ではなく、いかに鼻から牛乳を歌詞見ずに歌えるかが重要事項な少年だったわけです。

と、まあやってりゃできるようになるもので、そのうちなんとなく1曲2曲と演奏出来る曲が増えていったのです。

「まあ!バンドってなんて面白いの!」

と、のめり込んでいくワタクシ、14歳、夜の夜中2.5時。

すっからかんな頭ん中に、大言壮語な夢ブチ込んで、これでやっていくんだなんて、ああ青春ああ青春。

つづく

(ピザの”ピ”の字も出てこない。。。あっ、コピーバンドの”ピ”が出たわ。。。)

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